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健康リーダー応援コラム

オフィスでも熱中症になってしまう!本当の話

2021年7月21日更新

「タニカワ先生、今日も酷暑になりますね。私にとって嫌な季節到来ですよ。なにか暑さ対策っていもんですかね」

と先日、健康経営支援先の某メーカー訪問時に人事部署の方からこんなお声がけをされました。こうタニカワの顔を見るなり声をかけてくれた方は40代の男性人事部長の田中(仮名)さんです。快活でビールが大好きだそうで、そのせいでしょうかお見事なビール腹の持ち主。でもさほど太ってはいません。BMI(体格指数)で言ったら、標準体重の上限ギリギリといったところでしょうか。

(※体格指数BMIの標準体重・普通体重は18.5以上25未満です。ただしアスリートのようなムキムキの筋肉体質の方にはこのBMIの計算で適応しません。何故かはタニカワのこの『健康リーダー応援コラム』をいつもご覧になってらっしゃる方はご存知ですね。筋肉は重いからです。ですからアスリートがBMI計算すると「肥満」判定になってしまうのことで正しい体格指数を表しえないことが理由です。)

体温調節できてますか?

私タニカワだけでなく、老若男女誰でも生涯を通して体温は37度前後で保たれています。体温は、私たち身体の優秀な調節機構による働きがあるからです。真冬の北海道であろうが、炎天下の東京のアスファルトの上であろうが、はたまた日中の屋外でスポーツをしていても健康であれば37度前後を保っています。

そもそも体温って何で36~37度なの?

皆さまは体温を測るとき、身体のどこで測っていますか?脇の下ですか?それとも口腔?赤ちゃんは肛門で測ったりもしますよね。そもそもT挨拶オンは、身体の表面(外殻部)と体内(核心部)では体温が違います。体の表面は、環境の影響を受けやすくしょっちゅう変化しています。

例えば、指先の温度(皮膚温)は、寒い時には10度前後まで下がります。真冬は手指が冷たくなる経験、女性ならほぼ全員といっていいくらい手指の温度(皮膚温)が冷たくてしようがないという思いしたことがあると存じます。
皮膚温というのは、寒い時には冷たくなり、サウナに入ったときなどは35度以上にも上がります。一方、肛門で測る「直腸温」や、耳の中の「鼓膜温」、口腔の「食道温」などがあげられる深部体温は、皮膚温とは違い温度が一定です。

深部体温が一定の理由

深部体温が一定の理由には、身体の核となる脳や、心臓、肝臓といった最重要部を守るためです。脳が、40度以上になると、意識障害に陥ります。また脳の臨界温度は42度です。42度になると脳細胞をつかさどっている神経タンパク質が破壊されます。反対に脳が35度以下になると、低体温症に陥り体の震えが止まらなくなります。ですから脳の温度が変わるということは、命の危機に陥るため脳や心臓から一番遠い手指が、体温調節反応が大きくなるのですね。

身体ってスゴイ!体温調節のフィードバック機能

体温調節も、ビジネスワークと同じ、フィードバック制御機能が働いています。体温が上がると、皮膚の血流の増加と共に、汗によって体の外へ熱放散させ体温を下げます。よく、皆さまは暑くなると手の甲などの血管が青く浮き出てきませんか?反対に体温が下がると、皮膚の血流量を減らし、熱を外へ逃がさないようにし、熱産生を増加させてこれ以上の体温の低下を防いでくれています。皮膚や眼からの温度のデータが脳の体温調節中枢に伝えられます。

体温調節には感染や血管、唾液腺骨格筋などの活動によって保たれています。このように体温を一定に保たれていることを恒常性と呼ばれていますが、一定のサイクルで体温は微妙に変化しています。例えば、体温は夕方になると朝方よりすこしだけ高くなります。

体温調節ができていないとオフィスでも熱中症になってしまう

誰でも、暑い!と感じると薄着になったり、エアコンの冷房を入れたりします。それでも暑いと血管が青く浮き出て拡張し熱放散を増加させ、さらに汗をだして皮膚温の体温を下げます。このような行動性体温調節(薄着になる,冷房をいれる等)→皮膚血管拡張→発刊の順番で合理的にアイオンの調節をしています。

オフィスでパソコン作業などをしているデスクワーカーに注意してほしい体温調節対策

オフィスで冷風にあたりながら作業をしているデスクワーカーでも、熱が奪われているのです。日本人のエネルギー消費量は男性で2,576±399Kcal/日、女性で2,000±311Kcal/日と報告されています。熱、つまりエネルギーの大部分は熱放散して失われるのです。体温は、熱産生と熱放散のバランスです。身体からの熱放散は、物理用語でいうところの輻射(ふくしゃ)です。輻射とは、熱の暑い時に日陰のお風呂場のタイルを触るとヒヤッとする感覚で、皮膚からの空気を通さずに周囲へ伝達する熱のことを言います。皮膚とタイルなどの温度差によってできます。耐熱は周囲の壁の温度よりも高い時、たいるにむかって赤外線の形で熱が逃げるのです。

「タニカワ久美子先生、もう健康経営コンサルティング・ミーティングの時間ですよ。体温の話は長くなるようですのでつづきはこの後の飲み会の時にしてください」あらあらビールで体温とストレスの放熱ですか!(笑)
それではいったん、熱中症のお話はここまでにしておきます。

今日も元気に、きょうも健やかに。

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