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コロナストレスによる夏バテ阻止!免疫体力向上法

2021年6月18日更新

梅雨入り間近の蒸し暑い日が続いています。体調は大丈夫ですか?流行り風邪は夏場陰を潜めますが、新型コロナウイルス対策でワクチン接種により、ようやく、10都道府県に出されている「緊急事態宣言」も、沖縄を除く9都道府県で解除されましたね。

それでも東京や大阪など7都道府県は「まん延防止等重点措置」に移行することが決定し、まだまだ予断は許さず、こんな時期に、夏バテなんてしていられません。夏バテは免疫体力が低下している証拠ですから。今年の夏は、免疫体力を下げずにコロナウイルス感染を鉄壁にガードさせましょう。そのための夏バテを阻止する免疫体力向上方法について、今日はお話させていただきます。

夏バテと疲れの関係性

そもそも夏バテとは、どういう状態のとき「夏バテしているなあ~」と感じますか?要するに『夏の疲れ』ですよね。夏の疲れによる要因は、カラダを動かし続けて筋肉が疲労した時の疲れが一つにあります。『夏の疲れ』は、仕事量のパフォーマンス低下を引き起こします。でも安心してください。夏の疲れは休息のよってカンタンに回復して元の元気な状態に戻ります。

夏バテはコロナ感染の黄色信号

カラダは、疲労を感じる事によって、オーバーワークにブレーキをかけるため、仕事がはかどらなくさせています。仕事パフォーマンスの低下は、心身にとって決して悪いことではありませんよ。『夏バテ』は、これ以上頑張ってコロナウイルスに感染したり、夏風邪をひいたりしないように事前に防止しているのです

夏バテ予防には『積極的休養(アクティブ・レスト)』

疲れているなと感じたら、積極的に運動をしましょう。運動することによって、身体が疲れます。すると深い睡眠(ノンレム睡眠)が多くなり疲労回復に素晴らしい効果をもたらします。運動には、カラダを一時的に疲労させて睡眠をとることで元の状態よりも良いコンデションにさせる力があります。「仕事でもう十分に疲れているに、更に運動で疲れろ!なんてもってのほか」とお叱りを受けるのを承知でご説明させてください。運動による疲れを恐れていては十分な効果を獲得できません。もちろん、雨なのに外でのジョギングや、ぐったり疲れ果てている時にまで運動を勧めているわけではありません。どのくらいの運動をしたら効果的か、はたまたそうでないかの指標があります。生化学的検査によりその数値で見極めることができます。実際にはこんな検査はオリンピック出場クラスのアスリートでしか受けられないので私たちが診断を受けたいときは必尿器科などの専門外来で採血をしてもらって調べることが可能です。どういうもので調べるのかちょっと頭の片隅にいれておいてくださいね。

疲れるのは男性ホルモンと強い関係性がある

疲れの指標は、男性ホルモン(アンドロゲン)の一つであるテストステロンによって調べます。テストステロンは、筋肉の量と強度を保つのに必要です。また造血作用も持っています。 テストステロンは、集中力やリスクを取る判断をすることなどの高次精神機能にも関係します。総テストステロンは、遊離テストステロンと、アルブミン結合テストステロン、SHBG(性ホルモン結合グロブリン)、結合テストステロンから構成されています。
診断項目には、
・総テストロン濃度
・テストステロンと副腎皮質ホルモンであるコルチゾールの比
・遊離テストステロンとコルチゾールの比
があります。

運動を疲労回復につなげるポイント

私との健康面談でよくお聞きするのが「私の仕事は肉体労働なので、運動は十分しています。」「私は外回りで毎日歩き通しなのですよ。わざわざまた運動する必はないでしょ?!」答えはどちらもNOです。

疲労回復のための運動は、仕事を切り離して運動をすることが大切

貴重な余暇に運動をしているということに意義があるからです。体を動かしているということを感じながら汗を流す時間をつくっていただきたいのです。運動不足を感じているデスクワークの方であれば、はじめは15分程度でOKです。

毎朝・毎晩できる簡単ストレッチ
朝目覚めたらすぐ寝床から起き上がらないで、ベットドや敷き布団の上で、手足を思いきり伸ばしたて天井に上げてみましょう。歯磨きしながらフラフープを腰につけて回しているように、骨盤をグルグル回すのも姿勢矯正効果もあり一石二鳥ですね。夜は、入浴しながらバスタブの中での足首や首の回旋運動などのストレッチも筋肉が温まっているので大変効果があります。もちろん犬の散歩も運動不足の方には立派な運動にはいります。

オススメ積極的休養法

・ゆっくりと腹式呼吸をする
・40度弱のぬるめのお湯での入浴
・熱いシャワーを、腰や襟足にかける
・頭皮のセルフマッサージ
15分間というのは、1日にしてみれば僅か100分の1時間です。どんなに忙しい方でも15分間を仕事から離れた場所でも運動(身体活動)に割くのは不可能ではないはずです。質の良い睡眠や生活の質を上げることにも直結します。
浅い眠り(レム睡眠)を長時間とるよりも深い眠り(ノンレム睡眠)の割合が多い睡眠を確保するために積極的休養法すなわち運動を毎日の生活の中に是非取り入れてください。運動と言っても私の提唱する運動は、リラックスできるストレッチや体操程度の運動強度の運動です。そうした運動を365日続けられるよう運動を貴殿の生活の中に取り入れてくださればとても嬉しいです。今日もコロナに負けず免疫力を上げて健やかにお過ごし下さい。

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