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健康リーダー応援コラム

生産性が下がらない!マスクでの暑さストレス対策

2021年6月7日更新

だんだんと気温が上がってきてマスクがつらくなってくる6月、WITHコロナに向けた健康管理情報もたくさん飛び交っていますね。暑さとコロナ共存での働き方について、どうすれば良いか迷っていませんか?こんにちは、けんこう総研のタニカワです。こういう時だからこそ本当に信頼できる正しい健康情報源として、健康管理ご担当者にむけた応援コラムを発信しています。貴社の健康経営向上させるアイデアが埋まっているはずです。あなたの会社の、アフターコロナに向けた新たなメンタルヘルス対策へのヒントにつながれば幸いです。

今日の“健康リーダー応援”コラムテーマ

今日の“健康リーダー応援”コラムは、「生産性が低下するマスクに気を付けて!アフターコロナでしたいことは?」というお話です。暑くなると、どうしても生産性が低くなってしまう。それは脳との深い関係があるからです。コロナ欝もコロナ熱中症も。そうならないために真夏へ向けた簡単にできる脳力についてお話しました。ぜひお時間をつくってご高覧ください。

暑さに強くなり、熱中症にもかかりにくくなるための
知っておきたいこと&やっておきたいこと

暑さに慣れるための暑熱馴化(しょねつじゅんか)

暑くなると体の中はどうなっているのか、今日は私と一緒に考えてみましょう。猛暑日になれば私たちは自然と汗をかきますよね。体の熱は、その汗が乾くときに一緒に気化して体温を36度前後にいつも保っています。ちなみに昨日、東京で今年初の30度越えしたときの私の体温は35.5度でした。すごく低くいのですが、これは日中、歩いていて事務所に戻った直後に検温したためです。都内の炎天下を歩いて滝汗になっていたため、汗が気化し、私の体を冷やしてくれてたのですね。

汗をかくことで、熱を逃がす能力を高めてあげましょう。

汗を出すことは、そんなに大切なの?

ではその体を冷やしてくれる汗は、何からできているのでしょうか?

汗の原料は、血液中の液体成分です。血漿をたくさん蓄えられれば、盛んになった発汗も支えてくれます。血漿が増え、赤血球の数値が低いと血液の粘性が下がり、毛細血管の血流がよくなるはずです。言い換えると、汗をかかないと、血流は悪くなるのです。

暑くなると、血液(くだ)は、太くなって心拍数が増えて、心臓から流れる血液の量も増えます。このとき、体重約60kgの男性でしたら、5リットル弱の血液が脳や、内臓、皮膚などに流れていきます。そうして暑さで、体温が上がり続けると、発汗が始まってくるのです。少しでも冷やそうと汗はどんどん流れ続けます。こまめに水分補給しないと、発汗で失う方が多くなれば、脱水状態に陥ります。体温は上がり続けて、40℃ぐらいまでいくと熱疲労をおこします。

暑熱馴化を知って職場環境をととのえる

暑さに強くなれば、仕事効率を下がりにくくなります。そのためには暑熱馴化を知って、そのための職場環境対策をたてることが大切です。リモートワークの場合はデスク周りの環境を夏使用に整えましょう。理想は、梅雨明けまでに整えておきたいですね。今からでだってじゅうぶん遅くはありません。毎年日本の残暑は長くなり、がまんならない暑さを更新していますから、これは本当にオススメです。

マスクで暑さに“慣れる”には?

ポイントは、暑さとストレチの組み合わせです。腹式呼吸をしながら少し強めのストレッチを2週間続ければ、暑熱に適応できる体がつくられてきます。

体温を調節している脳(中枢、視床下部)を馴化させましょう
毎日ストレッチをすることで、体温調節の働きをしている脳の視床下部が強くなり、暑さにも強くなります。脳にある視床下部は、「汗を出せ!」という指令をだします。汗を出す指令は、脳の視床下部から交感神経経由で汗腺に伝達されます。

暑さに強くなると、血液量が増えて脳の生産性もアップします

暑さ対策だけでなく職場やデスクでのストレッチが習慣化してくると、呼吸器・循環器系の能力も向上してきます。こうして暑さに負けない体づくりをすると、体内に蓄えられる水分量が増え熱中症になりにくくなります。真夏へむけて脳にアプローチするには、カラダの準備が大切。

ストレッチで暑熱馴化と脳にアプローチ

ストレッチは、カラダから脳へのアプローチ。
ストレスの多い日々は、慢性的に身体と心が緊張しています。そんな疲れた心と体をときほぐすにはストレッチをして心であるメンタルをリセットさせることが大切です。心の癒しばかりを求めると、誰かに癒してもらいたくなります。反対にご自身の身体つまりフィジカルから整えることで、自然とメンタルも調ってきます。さあ、縮んでいる横隔膜をひろげて深呼吸して身体を伸ばすことから始めましょう。

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