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健康経営からみた労働安全衛生 / 熱中症

2023年4月21日更新

戸外よりも屋内のほうがなりやすい熱中症

熱中症は、体内の温度調節メカニズムがうまく機能しなくなった結果、体温が上昇し、身体の機能が低下する症状です。

暑い寒いもストレスです

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屋内で、熱中症を引き起こす原因は、外部の気温が高いために、室内の温度が上昇し、さらに湿度が高くなることで、汗が蒸発しにくくなります。これにより、体内の熱を放出することができず、体温が上昇します。また、屋内で運動を行った場合は、身体が発生する熱も加わり、より熱中症を発症しやすくなります。

さらに、熱中症は、高温多湿な環境下での、水分補給不足による脱水症状が原因となることもあります。汗をかくことで体内の水分が失われるため、十分な水分補給を行わない場合は、脱水症状が進行し、熱中症を引き起こす可能性が高くなります。

屋内での熱中症は、高温多湿な環境下での体温調節の障害や、水分補給不足による脱水症状が原因となることが多いので、熱中症を予防するためには、十分な水分補給や、室内の温度・湿度管理に注意することが必要です。

のどが渇いてから水分を摂っても意味がない!?

のどが渇いてから大量の水分を取り過ぎることは、水中毒になるリスクがあります。

水中毒発症

水中毒とは、体内に摂取した水分が過剰になると、血液中のナトリウム濃度が薄まって起こります。水中毒は、頭痛、吐き気、けいれん、昏睡、さらには死亡に至る場合もあります。のどが渇いてから急に大量の水分を摂取することで、水中毒のリスクが高まることがあります。

胃の負担

口腔内や喉が乾燥すると、「のどの渇き」を感じて、私たちは水分を欲します。この状態で、急に大量の水分をがぶ飲みすると、胃の中に一気に水分が流れ込み、胃を膨らませます。胃が大量の水分で一杯になると、胃の動きが低下し、消化が遅れるため、胃の負担が増し、胃もたれや吐き気の原因になることがあります。

尿の増加

のどが渇いている状態で急に大量の水分を摂取すると、体内の水分が急激に増加します。その結果、腎臓には多量の尿が生成されます。このため、頻尿や尿意を催すことがあり、就寝中にもトイレに行く必要が出てきます。

以上のように、のどが渇いてから急に大量の水分を摂取することは、水中毒、胃の負担、尿の増加といった健康リスクがあるため、適切な水分補給を心掛けることが大切です。定期的に水分を補給し、のどが渇く前に水分を摂取するようにしましょう。

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