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健康リーダー応援コラム

労災0目標は健康経営につながりますか?【回答】

2023年4月18日更新

先日、とあるシンポジウムでお会いした会社社長様からこんなご質問がありました。
「うちは、労災0を目指していますが、これも健康経営につながりますか?」

はい、
『労働災害ゼロ』にすることを目指した取り組みは、従業員の健康と安全を最優先に考える会社方針は、まさしく健康経営です。

労災ゼロを目指すことにより、健康経営への効果も期待されます

生産性の向上

健康経営の効果で期待される一つ目として、生産性の向上が期待できます。 社員の安全と健康を確保することにより、作業の効率や生産性が向上します。また労災による従業員の欠勤や減産を防ぐことができるため、職場の生産性が向上し、企業の競争力の強化にもつながります。

従業員の満足度向上

2つ目の期待される効果は、従業員の満足度向上です。 現場が安全な職場として働くことができると、従業員の満足度が向上します。それによって労災が減少し、従業員の安心感や働きやすさが高まり、離職率の低下や人材の定着につながります。

労働環境の改善

3つ目は、労働環境の改善です。労災ゼロを目指すためには、職場の労働環境を見直し、改善する必要があります。労働環境の改善は、職場の安全性や健康への配慮を促し、従業員の健康を守るための環境整備を進めることにつながります。

法的リスクの低減

4つ目に、法的リスクの低減があります。 労災が発生すると、企業は労災補償の支払いや労災に関する法的手続きなどのリスクを抱えまることになります。そのため労災ゼロを目指して、法的リスクを低減することができます。

4つもの健康経営で期待される効果があげられます。労災ゼロの目標を達成することは、会社の健康経営を促進することと同じです。労災ゼロ目標も健康経営と位置づけられ、従業員の健康や職場の生産性を向上させる重要な取り組みです。

目標としてのゼロ災害・ゼロ疾病の職場を実現するために

事故・災害が起こる前に、職場や作業にひそむリスクを、安全と健康(労働衛生)を先取りすることです。目標として「労働災害発生を前年比〇%削減する」「労働災害発生件数を〇件とする」といった労働災害発生を防ぐための目標をたてる企業さまも多くいらっしゃるので、 今回は労災0目標が健康経営のメリットとなる点を4つご紹介いたしました。
安全衛生目標・年間計画策定を立てることはもちろん、それに伴って現場でどういったことを実際に重要とし行動にうつしていくか、習慣化していくか、がより重要となってきます。

貴社の安全衛生目標は何でしょうか。そしてその目標達成のためにはどういった健康で安全行動を現場ではチェックしていらっしゃるでしょうか。
今一度「安全」の確保のため振り返ってみましょう。

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