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健康リーダー応援コラム

ストレスの科学/ストレス0は心身に悪い!

2022年6月14日更新

ストレスは、低ければ低いと思っていませんか?理想はストレス0(ゼロ)だと思ってるかた多い、いえ、殆どの方はそう思っていらっしゃるとでしょう。

ストレス0はカラダに悪い!

そもそも、ストレスとは、外部から心に受ける刺激のことを言います。刺激を受けて、脳が色々な反応をします。刺激と言うのは、痛い!とか熱い!とかだけでなく、「今日の天気はどんよりした曇りだなあ」とか、「通勤の電車は、いつも超満員で息が詰まる」とか、目覚めてご自身が感じた全ての事象が”ストレス”なのです。

と言うことは、ストレスが0の世界など社会生活をいとなんでいたらありえない事と言えますよね、強いて事例あげるとしたら

ストレス0の事例

・会社で左遷にあい、窓際族になり誰にも相手にされず、誰とも会話せず、仕事もなく、帰宅しても独りで毎日会社と家との往復生活。
どうでしょうか?
こんな生活は、何年も何十年もつづくとしたら耐えられますか?

適度にストレスを浴びることで心身の健康度は上がる

人は、誰かに期待されたり、信頼されてこそ生き生きと仕事ができたり、生活ができるものです。期待とは、プレッシャーです。軽く「期待してるからね」なんて言われるくらいだと嬉しいですが、毎回毎回言われたらプレッシャーがかかりすぎて、却ってストレスが高まります。
ヤ―キース・ドットソン(Yerkes-Dodson’s low, 1908)は、『適度にストレスを浴びることで心身の健康度は上昇する』という法則を唱えました。
ストレスは、低すぎても高すぎてもメンタルヘルス不調になりやすいのです。

ゾーンに入る脳波と、ポジティブストレス

ストレス度は、どのくらいが一番心身の良いのかを脳波で調べた研究があります。
アスリートが時々「ゾーンに入る」と言う言葉を耳にしたことはありませんか?
ゾーンに入ると、周囲の雑音が聞こえなくなり最高のパフォーマンスが出来ると言われています。その時の脳波の状態をポジティブストレスと詠んだりします。

ポジティブストレスは、アルファー波が8~12ヘルツくらいの波長を出してるときです。アルファー波が出ているときは、気分が爽快で集中力も高く、エネルギーに溢れています、エネルギーに満ち溢れていれば、実力も発揮でき、少しくらいのトラブルにも冷静に対処できてきます。

反対に、ストレス度がひくくなると、4~7ヘルツにシータ波が脳から放出します。シータ波を放出されると、ボンヤリとした抑うつ状態に陥ります。

一方、ストレス度が高まってポズティブストレス度よりも高くなると、19~22ヘルツのベータ波が脳から放出されます。その時、メンタルはイライラしたり、過緊張となり、身体は胃痛や頭痛、肩こりといった黄色信号を灯します。

ストレスレベルがさらに高まりベータ波が23~36ヘルツになると、胃・十二指腸潰瘍(かいよう)や、高血圧、心筋梗塞、自律神経失調症のリスクが高まり、心身ともに悲鳴をあげます。

小さなストレスを浴びることで生き生きと健やかに生活ができる

ストレスは決して、健康悪ではありません。ストレスを正しく受け入れることをライフイベントとして捉えなおすことで、心身の呪縛をゆるめられるはずです。

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