国民病とも言われている『肩こり』。仕事のストレスやふだんの癖や姿勢、長時間のデスクワークと肩こりになる原因は生活にはびこっています。そんな慢性的な肩こりもストレッチをするとぐっと和らぎます。
肩こりとは正確に言うと「首回りの筋肉が過剰に緊張した状態」のことです。その不眠症状が週に何度も頻繁に起こるようになってくると
・「朝になっても疲れがとれずに体が重だるい」
・「仕事に行く気力がわかず頭が重い」
・「会社に行っても仕事に集中できず頭がボーっとする」
と、うつ病の一歩手前である「抑うつ状態」に。
誰でも何度となくこの筋肉過緊張のブラックボックスに陥りかけた経験はあると思います。ストレスフルな現代日本で働く人なら誰もが容易に陥ってしまう筋肉過緊張とは、メンタル不調の兆候なのです。
スマートフォンやパソコンでの無意識の悪姿勢。長時間、背中が丸まり肩や背中の筋肉に負担がかかり続けます。特定の筋肉にテンションがかかり続けることでその負担を補おうと背骨回りの筋肉まで頑張るために肩こりは引き起こされます。肩こりの引き起こす原因を会社で例えると、安全に配慮しないで作業をしている人が一人いて、ちょっとしたミスを繰り返すために部署内の人の作業が増えてしまい部署全体の雰囲気が悪く生産性も悪化している状態です。
こうした状況下で私たちの背骨回りの筋肉は悲鳴をあげないわけがありません。 厚生労働省が行っている「国民生活基礎調査」によると肩こりは、10人に1人以上の割合で肩こりの自覚症状をもっています。また肩こりの自覚症状は女性はダントツ1位です。もしかしてこのコラムをご覧になっている最中も肩コリ、気になっていませんか?
筋肉過緊張の予防に役立つブレイクストレッチ
仕事に集中すればするほど、背中が丸まりブルーライトを発するモニターを瞬きも少なくなり直視します。
ドライアイに眼精疲労になり、やがて肩こりから頭痛へと悪化。
肩甲骨の筋肉が過緊張になることで、脊柱(背骨丈夫)から腰椎(背骨下部)にまで伝わり腰痛を誘発させます。
そこまでいかないうちに肩甲骨と首、脊柱とストレッチをかけて筋肉の緊張をリリースしてあげましょう。
私自身も実践していてこれらの効果を実感しますし、筋肉過緊張の予防に大いに役立っています。このブレイクストレッチはお金もかからず簡単に手軽にできます。是非日本のビジネスパーソンにお勧めしたいと考え、日々のセミナーを通してイチ推しでお伝えしていま




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