商工会議所の労働環境対策事業担当者様から嬉しい報告ご報告をいただきました。現在、労災認定が最も多い『腰痛』についてのセミナーを実施してきました。デスクワークといったらパソコン作業です。仕事をようやく終えて、通勤は車、自宅に戻ると「あ~疲れた~」どかっと座りこむそんな毎日をおくっているかたは、腰痛リスク大なのです。 今はなんともなくとも、加齢がすすむにつれ座っている時間が長い方ほど腰痛リスクは高くなっています。
「姿勢がわるいから腰痛になる」とか「運動不足だから腰痛になりやすい」とかは殆どの皆さんはご存知でした。ですが、知識として知っていても、運動する時間がとれなかったり、1日中姿勢ばかり気にしていられませんよね。そこで、時間もない忙しい働く人にとって、誰でも手軽に出来て、職場でもできる腰痛予防方法を全員で実践をしながら行っていきました。
セミナーと言うと、終始座学ですが腰痛には1時間以上の座位こそがよくありません。1時間座り続けると20分余命を縮めるという研究発表もでています。フルタイムでお仕事をされている方、しかもデスクワークでずっと座り続けている方は、罹病と言う観点では、喫煙や過食よりもリスクが高い事も報告されています。
たかが腰痛なんて言えません。それには仕事中、どういうストレッチをすると効果的なのか、参加者全員でご自分の体をつかって効果を確かめるワークも取り入れました。同じ職種であっても、年齢や性別、日常生活習慣が異なると腰痛になる原因も千差万別でまったく違ってきます。
セミナー後の質疑応答時間もまるで『オープン診察室』のように、持病の質問や、ふだん抱えている身体の不具合についての質問を受けました。本当はお一人お一人じっくりとお聞きしたいところでしたが時間もあっという間に過ぎてしまいました。
アンケート結果は「大好評」という嬉しい報告を担当者から翌朝にいただきました。たかが腰痛、されど腰痛です。働き方改革とは、働く方々の我慢している身体の不具合を調整することが第1歩としてやるべきことではないかと、参加された方々の脊柱バランスを診断して痛感します。
腰が軽くなると心も軽くなり明るくなります。身体の不具合調整にタニカワは、全国どこにでも参ります。谷川の参加型セミナーで、労働災害が少しでも減らせるよう尽力しています。電車やバスを乗り継ぎやっとお会いできる皆さまの笑顔が、どこの会場でも見られ、こんなにすぐに効果の表れるセミナーはないなと感じています。




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