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健康リーダー応援コラム

心配性な社員ほど力に変えられる!ストレス管理方法

2025年1月23日更新

心配を力に変えるストレスケア――科学的エビデンスに基づく研修で自分らしく成長

こんにちは。けんこう総研代表で、研修講師を務めておりますタニカワ久美子です。

タニカワ久美子と伊豆

心配性や不安症に悩む方へ。言語性IQと動作性IQの違いを解説し、科学的根拠に基づくストレスケアを紹介。タニカワ久美子の研修で自分らしく変わりましょう。

本日は、「心配性」「不安症」そして「仕事がなかなか身につかない」といった悩みを抱える方々に向けて、科学的エビデンスにもとづいたストレス管理のポイントをお伝えします。
私たちけんこう総研は、国際的な研究成果を積極的に取り入れ、皆さまが安心して前に進めるようなサポートに力を注いでいます。
どうぞ最後までご覧いただき、気になったらぜひ研修セミナーにご参加ください。

言語性IQと動作性IQとは?

まずは「IQ」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。一般的にIQ(知能指数)といえば、頭の良さや問題解決能力を数値化したもの、というイメージがあります。しかし実は、IQには大きく分けて「言語性IQ(Verbal IQ)」と「動作性IQ(Performance IQ)」という二つの視点があるのです。

言語性IQ

言葉や文章を使ったやり取りや、語彙力・論理的思考など“言葉を操る力”に関わる指標

動作性IQ

物事を見てすぐに判断し行動に移す力や、作業効率、空間認知力など“動きや実務に強い力”を示す指標

同じIQテストでも、言語性に特化しているか、それとも動作性に特化しているかによって、得意・不得意がはっきり分かれることがあります。たとえば、読んだり書いたりして考えをまとめるのが得意な人は言語性IQが高い傾向にありますし、逆に頭であれこれ考えるより実際に手を動かすことで理解を深めるタイプの方は動作性IQが高いと言えるでしょう。

学術研究論文が明かす「不安傾向」とIQの関係

カナダのレイクヘッド大学では、不安傾向を測定するテスト(例:不安尺度)やネガティブ思考を測るテスト(例:認知的評価テスト)とIQテストを照らし合わせた研究が行われました。結果として、「心配性や不安傾向が強い人ほど、言語性IQが高い傾向が見られる」という興味深い事実が報告されています。

どうしてこのような傾向が出るのでしょうか。一つの仮説として、「心配や不安を言語化して考えすぎるあまり、脳内で言葉を使って深く掘り下げる作業を繰り返すため、その面で能力が伸びやすい」という見方があります。心配事を言葉で何度も整理しようとするため、結果的に言語による思考力が研ぎ澄まされるのかもしれません。

ただし、こうした方々は同時に「動作性IQがそれほど高くない」という結果も示されがちです。頭でぐるぐる考えすぎてしまい、動き出すタイミングを逃すこともしばしば。そのため「運動や単純作業がどうしても苦手」「段取り良く進めるのが難しい」と感じる方が多いのです。

「心配性=弱み」ではなく「心配性=強み」の活かし方

一般的に、心配性や不安症は「ネガティブな性格」と捉えられがちです。しかし、先ほどの研究結果を踏まえると、実はそのような性格傾向を活かせる場面もあるのです。言語性IQが高い方は、文章を作成したり、人前で話すお仕事、あるいは企画書やプレゼンを考えるような業務で大きな強みを発揮できます。

・頭で構想を練る仕事
講義やプレゼンテーション、など

・コミュニケーション力が求められる仕事
カウンセラー、接客業等で相手の気持ちを細やかに汲む

これらの仕事は、まさに「言語化による深い思考力」が強みになる場です。
一方、動作性IQが低い分、作業をテキパキこなす必要がある場面や、短い時間で集中して体を使う場面では負担が大きくなりやすいでしょう。自分の得意分野と苦手分野を把握し、心配性を「マイナスの個性」ではなく「活かせる個性」として位置づけてみてください。

動作性IQが高い人は「器用さ」を武器に

対照的に、器用に作業を進められる方や効率良く仕事をこなすのが得意な方は、動作性IQが高い可能性があります。 
たとえば、接客の現場ですぐに臨機応変な対応ができたり、工場や現場作業でもミスが少なくテキパキ動けたり。こうした能力は、企業の生産性向上に大いに役立ちます。

しかし、動作性IQが高い一方で、言語性IQを使った交渉や企画立案が苦手という方もいらっしゃるでしょう。人と深い話し合いをして意見をまとめるよりも、体を動かすほうが性に合うのです。だからこそ、そこにストレスを感じる場合もあるかもしれません。自分の特性を知っておくと、ストレスの根本を理解しやすくなるはずです。

けんこう総研が大切にする「科学的エビデンスにもとづいたストレスケア」

ここまでご紹介した内容は、海外や国内の研究において信頼性が示されたものです。
けんこう総研では、こうした科学的エビデンスをベースに、ストレスケアに関する研修やコンサルティングを行っています。

独自メソッドの開発

大学や研究機関が発表する論文・データをもとに、日々最新の知見を取り入れています。ストレスマネジメントに関する理論から、行動変容に役立つ技術までをわかりやすく伝授します。

一人ひとりに寄り添う支援

私たちは、受講者全員が「自分の特性を理解し、どう活かすか」を実感していただくことを目指しています。心配性であっても、動作性に自信がなくても、それは決して“欠点”ではなく“個性”です。セミナーでは、お互いの特性を尊重しながら、長所を伸ばす方法をご提案します。

成果を実感できるプログラム

他社のメンタルヘルスケア事業と比べ、けんこう総研の特徴は「再現性の高い効果」を追求する点です。研究データに裏づけされたプログラムは、実践と検証をくり返して確立してきました。一時的な気分改善だけでなく、中長期的に活用できるノウハウをお届けしています。

タニカワ久美子の研修セミナーへようこそ

私自身、研修講師として多くの企業や団体の方々と向き合ってきました。心配性の方には「その強みを生かせる具体策を」、動作性IQが高い方には「コミュニケーション面でのスムーズな連携方法」を、そしてそれ以外の多様な特性を持つ方にも「自分らしく働くためのヒント」をお伝えするのが私の喜びです。

「こんなに優しく寄り添ってもらえるなら、研修を受けてみたいな」と思っていただけたなら、ぜひ一度けんこう総研のセミナーにご参加ください。あなたの特性を踏まえたストレス管理スキルを身につけることで、日々の仕事や人間関係がもっとスムーズに、そして笑顔あふれるものへと変わっていくはずです。

心配性な方が安心して学べる配慮から、グループワークや個別相談の時間もしっかり設けています。また、研修後にはフォローアップも行っておりますので、一過性で終わらずに長く継続できるのも特長です。

あなたの一歩が、より豊かな未来をひらく

ストレスと上手に付き合うことは、一朝一夕では身につかないかもしれません。しかし、研究に裏打ちされた手法を実践し、特性に合ったサポートを得られれば、どなたでも着実に変化を感じられます。「心配性や不安症を持っているから無理」とあきらめる必要はまったくありません。むしろ「得意な形で能力を発揮していこう」という前向きな第一歩を踏み出すチャンスです。

けんこう総研の研修では、参加者それぞれが自分らしい仕事のスタイルを見つけ、ストレスとうまく付き合うためのコツを体得していただけます。言語性IQが高い方、動作性IQが高い方、それぞれの強みを掛け合わせて、チームワークを向上させる秘訣もご紹介します。社内全体のメンタルヘルスと生産性アップに役立つ、効果実感型の研修をぜひお試しください。

いつでも、どなたでも、少しでも気になることがあれば遠慮なくお問い合わせください。
あなたとお会いできるのを心よりお待ちしております。

夜間・土日祝の無料相談も随時受け付けております。
まずはお気軽にお問い合わせください。