株式会社アメニティ・プランニング 様は、
兵庫県加古川に薬局を9店舗展開している企業です。
病院で出す処方箋を調剤する薬局業務の他に
店舗内でマツモトキヨシのように健康食品やサプリを販売している
薬局としてはたいへんユニークな会社です。
厚生労働省は労働時間を削減し、労働能率の増進を推進する『職場意識改善計画』を策定し推進することを推奨しています。
株式会社アメニティ・プランニング様では、
従業員の方が仕事に前向きに取り組める意識づくりすることで働きやすく、働き甲斐を感じられる職場づくりのために
独自に社内で『職場意識改善計画』2カ年計画を作成し、様々な取り組みを実施されています。
従業員が積極的に仕事に関わる意識づくり
店舗毎に、薬剤師や栄養士、アロマテラピストなどの資格を持つ販売員が、お客様にわかりやすく親しまれるよう
ディスプレイのサプリの説明や、コスプレによる健康情報のお知らせなどのアイデアを出し合い、
その結果を皆で共有し、意見交換をするためにプレゼンテーションする機会をもっています。
スタッフの方々から趣向を凝らしたアイデアが生まれ、
自由闊達な意見の交換とアグレッシブなプレゼンテーションが行われています。
社長様の想い
調剤薬局ではありますが、処方箋での薬の処方を目的としない場合にもお客様が来局いただけるよう、スタッフは頑張っております。
目標は、2025年以降現在の医療介護体制では人手不足で対応できなくなるまでに、介護される側の老人ばかりではなく、周りの介護ができる元気な老人を1人でも多く増やしていこうということです。
スローガンは「健康110番薬局として、処方せんなしで来局していただこう。」です。
受付の栄養士たちは、積極的にいろいろ工夫してくれています。
タニカワの視点から
2016年12月『職場意識改善の必要性や意義についての管理職研修』にあたっては、弊社代表のタニカワが講師で伺いました。
会社の経営は、社員や従業員スタッフの「モチベーション」や「健康」に支えられてこそですが、
『社員のやる気』即ち『生産性の向上』は、『職場意識改善計画』の策定や施策の構築だけでは実現しません。
株式会社アメニティ・プランニング様のこうした取り組みは、従業員自身が進んで楽しみながら積極的にかかわることで十分な成果を得られるのを改めて感じました。
スタッフの方々の仕事に前向きに取り組む姿勢は、企業の業績にプラスに働くのはもちろん、
店舗を利用する地域の方々にも喜んでいただけるプラスの循環を生み出します。
仕事を通して社会に貢献する企業にとって、『やる気に満ちたスタッフ』こそ企業の『資本』になることを改めて認識できるものでした。




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